佐倉|国立歴史民俗博物館|見どころ5選

国立歴史民俗博物館 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

国立歴史民俗博物館は、佐倉市にある、日本の歴史、民俗学、考古学に関する博物館です。ジオラマや復元模型により、日本列島に人が住み始めた頃から1970年代までの日本の歴史と文化がビジュアルに学べます。

今回はそんな国立歴史民俗博物館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

国立歴史民俗博物館(National Museum of Japanese History)は、千葉県・佐倉市にある、日本の歴史、民俗学、考古学に関する博物館です。古文書、古記録、絵図といった歴史資料、考古資料、民俗資料等、約9千点の資料を展示し、更に約22万点の資料を保存しています。展示は、日本列島に人が暮らし始めた数万年前から、高度経済成長後の1970年代までの日本の歴史と文化が中心です。各時代を象徴するようなものごとを取り上げたテーマ展示が主体となっています。略称は、歴博(れきはく)。

 

見どころ5選

国立歴史民俗博物館の見どころをご紹介します。

 

先史・古代

国立歴史民俗博物館

 

第1展示室では、旧石器時代から奈良時代までの展示があります。縄文時代、弥生時代、古代国家といったテーマの展示があります。縄文人の家族のレプリカはとてもリアルで、表情までわかります。

 

中世

国立歴史民俗博物館

 

第2展示室では、平安時代から安土桃山時代までの展示があります。王朝文化、東国と西国、民衆の生活と文化、大航海時代といったテーマの展示があります。

 

近世

国立歴史民俗博物館

 

第3展示室では、江戸時代の展示があります。都市の時代、人と物の流れ、絵図、寺子屋といったテーマの展示があります。

 

民俗

国立歴史民俗博物館

 

第4展示室では、列島の民俗文化の展示があります。おそれと祈り、くらしと技といったテーマの展示があります。妖怪をテーマにした展示や、昭和から今に至る日用品の商品の展示は興味深いです。

 

現代

国立歴史民俗博物館

 

第6展示室では、戦時から高度経済成長期までの展示があります。戦争と平和、戦後の生活革命といったテーマの展示があります。

展示の前半では戦時下の市民や兵員の生活がリアルに再現されています。

展示の後半は戦後の高度経済成長期。部屋の中まで入れる団地の展示は、懐かしい感じでレトロ感満載です。戦後の雑誌の変遷、学校給食のメニューの変遷の展示も興味深いです。展示室の出口近くには、ゴジラの展示があります。

展示は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

国立歴史民俗博物館

 

国立歴史民俗博物館は、佐倉城の跡地にあります。小高い丘の上に建っている建物は、建築家芦原義信の設計によるもので、なかなか巨大です。

展示室は常設展示の6つの展示室と、企画展示室に分かれています。常設展示は、ジオラマや復元模型が多く使われていて、土器や石器のような長期間の展示が可能なものを除いて、実物と見分けのつかない精巧なレプリカが使われています。

第5展示室は2026年3月まで改修中です。第5展示室では、明治時代から昭和初期までの展示があります。文明開化、産業と開拓、大衆の時代といったテーマの展示があります。

第1展示室の入口は、6つある展示室のテーマを総括するような、美しい展示になっていて、期待感が上がります。

館内には、レストラン、ミュージアムショップ、講堂、図書室があります。館内は、特に断りのない限り、写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です。

 

国立歴史民俗博物館

 

京成電鉄・京成佐倉駅から徒歩で15分程度です。周辺には、佐倉城址公園のほか、佐倉市立美術館があります。

佐倉市立美術館は、佐倉と房総ゆかりの画家を中心に所蔵している美術館です。コレクションには、浅井忠「花園口上陸図」、「元禄美人図」があります。エントランス部分は歴史的建築物です。

京成電鉄・京成佐倉駅から、DIC川村記念美術館の無料送迎バスが出ているので、セットで訪問するのも良いかと思います。

DIC川村記念美術館は、近現代絵画を所蔵する美術館です。ルノワール「水浴する女」、ロスコ「シーグラムビル壁画」といった作品があり、緑あふれる敷地にお城のような建物が建っています。

 

今回は佐倉市にある国立歴史民俗博物館の見どころをご紹介しました。ではでは。