こんにちは。すえちゃんです。
トロントは、エスニックタウンがいくつもある多民族都市です。オンタリオ湖畔に立つCNタワーはトロントのシンボルです。オンタリオ美術館、ロイヤルオンタリオ博物館、イートン・センターなど、見どころがたくさん。
今回はそんなトロントの見どころをご紹介します。
CNタワー
CNタワーは、針のような特徴のある外観の、全長500メートルを超える電波塔です。かつては、自立式電波塔としては世界一の高さを誇っていたそうです。地上300メートル以上ある円盤型の展望台から、トロントのダウンタウンから近郊まで一望できます。
CNタワーの展望台の床の一部はガラス張りで透明になっていて、真下を眺められます。展望台の屋外の縁を歩くエッジ・ウォークというアトラクションもあります。展望台には、レストランもあります。レストランは、72分で1回転しています。
CNタワーの周辺には、巨大なドーム屋根がひときわ目立つMLBホームスタジアムのロジャース・センター、カナダ最大規模の水族館のリプリーズ・アクアリウム・オブ・カナダ、見本市会場のメトロ・トロント・コンベンションセンターがあります。
ハーバーフロント
オンタリオ湖の岸にあるハーバーフロントは、湖畔に面しておしゃれなビルが林立する再開発エリアで、水辺に沿って遊歩道が整備され、レストランやカフェが並びます。
ハーバーフロントの対岸、すぐ先にトロント・アイランズがあり、埠頭から島へ、フェリーが頻繁に出ています。トロント・アイランズは、ざっくり3つの島からなりますが、センター島は、島全体が公園になっていて、市民の憩いの場所になっています。ここから眺めるトロントの街並みは絶景です。
トロント・イートン・センター
トロント・イートン・センターは、巨大なショッピングモールです。北米でも相当の規模の地下街です。ショッピングはもちろんですが、ここのフードコートはお手軽かつ多国籍なので、とってもおすすめです。ダンダス・スクエアは、トロント随一の人が集まるところで、いろいろなイベントが開かれています。
食料品のマーケットとして、セントローレンス・マーケットが、その巨大さで有名です。レンガ造りの建物で歴史を感じさせます。地元向けの食料品の小売のほか、観光客向けのお土産になるようなものも売っています。食事もできます。
ケンジントン・マーケットは、雑貨や古着のマーケットで、通りに面したいくつもの小売り店舗からなります。カラフルな色の壁やグラフィティがいたるところにあり、なんとなくヒッピー感があります。
ブロア通り、ヨークヴィル通りは、トロントの一大ショッピングエリアになっています。このあたりは、トロントでも随一の高級ショッピングエリアになっていて、高級ブランドショップが集まっています。ヨークヴィル通りは小道で、かわいいレンガ造りの建物が並びます。
ロイヤルオンタリオ博物館
ロイヤルオンタリオ博物館は、自然史、科学、考古学、芸術といった様々な分野の膨大なコレクションを誇る博物館です。クリスタルをモチーフにした外観や、ビザンティンモザイクの天井も魅力です。
ロイヤルオンタリオ博物館のあるトロントのダウンタウン北部は、クイーンズ公園を中心に、トロント大学、ガーディナー博物館が集まっていて、トロント随一の文教地区になっています。
トロント大学は、世界でも最大規模の大学の一つで、歴史を感じさせる石造りの建物が、緑のあふれるキャンパスに建っています。キャンパスには門や塀もなく、外部の人が普通に通り抜けできます。学生気分で散策するのも楽しいです。
オンタリオ美術館
オンタリオ美術館は、ヨーロッパ、カナダ美術を所蔵する美術館です。ピサロ「ポプラと灰色の空」、カーマイケル「オータム・ヒルサイド」といった作品があり、ムーアのコレクションは世界最大級です。
オンタリオ美術館の周辺には、トロント市庁舎、トロント・イートン・センター、ダンダス・スクエアがあります。
トロント市庁舎は、ふたつのカーブしたビルが向かい合うように建てられている特徴的なデザインです。市庁舎の前のネイザン・フィリップス公園にあるTORONTOのモニュメントは有名です。現在は裁判所として使われている旧市庁舎も、石造りの重厚な建物で一見の価値ありです。
トロントあれこれ
トロント市内は、地下鉄とストリート・カー（トラム）が縦横に走っていて、これらを活用すれば、移動は楽です。赤いストリート・カーはトロントのシンボル。
地下鉄は、南北にU字型に走るヤングーユニバーシティ線、東西を横切って走るブロアーダンフォース線が主要路線です。
ダウンタウンの北側は、街を見下ろす高台になっていて、カーサ・ロマ、スパダイナ博物館などの大邸宅跡があります。
なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。
今回はトロントの見どころをご紹介しました。ではでは。