川崎|川崎市岡本太郎美術館|観ておきたい作品5選

母の塔 アート

こんにちは。すえちゃんです。

川崎市岡本太郎美術館は、川崎の生田緑地にある、岡本太郎の作品を所蔵する美術館です。コレクションには、「夜」「明日の神話」といった岡本太郎の代表的な作品がそろい、シンボルタワー「母の塔」が建っています。

今回はそんな川崎市岡本太郎美術館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

川崎市岡本太郎美術館(Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki)は、川崎の生田緑地内にある、岡本太郎の作品を所蔵する美術館です。芸術家岡本太郎から川崎市に寄贈された1,000点以上の作品を所蔵しています。岡本太郎の世界を体感できる展示になっているのが特徴です。

岡本太郎(おかもとたろう、1911年-1996年)は、日本の芸術家です。18歳で渡仏し、パリで最先端の芸術に触れました。戦時下の日本に帰国し、従軍します。戦後に活動再開し、活動は絵画、立体作品、デザイン、著述、パフォーマンス、民俗学と多岐にわたりました。大阪万博のプロデューサーを務め、「芸術は爆発だ」との言葉は有名。代表作は、「太陽の塔」。

 

観ておきたい作品5選

川崎市岡本太郎美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品をご紹介します。

 

岡本太郎「傷ましき腕」

(1936-1949年、油彩)

岡本太郎「傷ましき腕」

 

岡本太郎「夜」

(1947年、油彩)

岡本太郎「夜」

 

岡本太郎「森の掟」

(1950年、油彩)

岡本太郎「森の掟」

 

岡本太郎「明日の神話」

(1968年、油彩)

岡本太郎「明日の神話」

 

岡本太郎「母の塔」

(1971年原型制作、1999年建設)

岡本太郎「母の塔」

シンボルタワー「母の塔」は、「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」、「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をテーマとして製作されました。1971年に岡本太郎により原型が制作されています。塔は全高30メートルあります。

展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

川崎市岡本太郎美術館

川崎市岡本太郎美術館は、1991年に岡本太郎所有の自身の作品352点が川崎市に寄贈されたことに伴い、その建設計画が持ちあがり、1999年に開館しました。

常設展示は、岡本太郎の芸術作品、著作、パフォーマンスの軌跡を伝えるための展示になっています。各ゾーンでは、照明効果と映像演出を駆使。一般的な美術館のように個々の作品を鑑賞する展示ではなく、岡本太郎の世界を体感できる展示になっています。

企画展示では、岡本太郎の作品や資料の展示だけでなく、新人作家の紹介や現代美術の展示も行われます。

川崎市岡本太郎美術館

創作アトリエでは、ワークショップや造形教室が開かれます。

館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。館内は、写真撮影は可ですが、フラッシュは禁止です。

川崎市岡本太郎美術館は、小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩約17分のところにあります。少し距離があります。

生田緑地には、かわさき宙と緑の科学館、その周辺には、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムもあります。

今回は川崎市にある川崎市岡本太郎美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。