こんにちは。すえちゃんです。
台北は、日本からも近く、現代的な台北101、歴史や伝統を感じさせる中正紀念堂、国立故宮博物院、龍山寺、行天宮、連日開かれる夜市など、魅力にあふれた都市です。郊外にはノスタルジックな街並みの九份があります。
今回はそんな台北の見どころをご紹介します。
台北101
台北101は、台北のランドマークといえる高層ビルです。2004年に建設された、地上101階、高さ約509ｍを誇る、オフィス、ショッピングモールなどの複合施設です。
89階にある展望台パノラマ360は、一面ガラス張りになっていて、台北の街の景色を360度で楽しめます。夜のイルミネーションは、市内のいたるところから眺められます。
中正紀念堂
中正紀念堂は、蒋介石総統を記念して1980年に建設された壮大な紀念堂です。高さ70メートルの八角形の瓦屋根の建物がそびえています。
その前は大きな広場になっていて、その両側に庭園、演劇場と音楽堂がシンメトリーに配置されています。スケールの大きさに驚きます。
国立故宮博物院
国立故宮（こきゅう）博物院は、中国の歴代皇帝の宝物や芸術品を所蔵する博物館です。コレクションは約70万点あり、約2万点が展示されています。翠玉白菜（すいぎょくはくさい）、肉形石（にくがたせき）が特に有名。広大な敷地には中国庭園もあります。
士林観光夜市
士林（しりん）観光夜市は、台北最大の夜市で、とにかく広いです。屋台グルメから雑貨まで、いろいろなものが売られています。射的のようなレトロなゲームがたくさんあり、ゲームセンターのようになっているエリアもあります。
饒河街（じょうががい）観光夜市は、美食がそろう夜市と言われています。台北では士林観光夜市に次ぐ規模で、屋台や雑貨などのお店が並んでいます。長い一本道で構成されていて、分かりやすいです。週末はものすごく混みます。入口付近には松山慈祐宮の立派な廟が建っています。
夜市のグルメでは、顔の大きさぐらいある、豪大大雞排（ハオダーダージーパイ）というフライドチキン、豚肉と葱を包み込んだ、ジューシーな胡椒餅（フージャオビン）が有名です。
九份
九份（きゅうふん）は、提灯が灯るノスタルジックな風景がひろがる、台湾でも一番人気の観光スポットです。台北市内から車で1時間ほどのところにあります。
歴史を感じさせる古い家屋が、坂にずらりと立ち並んでいます。昼間は海を望めて、夕暮れからは提灯に灯りがともり、とても幻想的な雰囲気になります。
九份のグルメでは、里芋から作る芋圓（ユーユェン）や、肉餡をでんぷんの粉で包んで揚げた肉圓（バーワン）が有名です。
あれこれ
龍山寺（りゅうざんじ）は、台北最古の寺院で、台湾最強のパワースポットといわれます。100以上の神様を祀っており、恋愛、学業、仕事、健康などご利益は多岐にわたります。境内入り口近くには人口の滝もあります。
行天宮（ぎょうてんぐう）は、商売繁盛の神様を祀る廟です。三国志の関羽が奉られています。参拝者数は台湾一と言われています。参拝の仕方が性別により異なり、男性は手のひらを下に向け、女性は手のひらを上に向けて参拝するそうです。
象山（しょうざん）は、台北で一番のビュースポットです。標高200ｍほどですが、市街を一望できます。台北101をベストポジションから眺めることができる場所として有名です。山頂までの道は整備されていて、30、40分ほどで登れます。
淡水は、ロマンチックな雰囲気の港町です。淡水老街では、道の両側に屋台やレストランなどが軒を連ねています。夕陽のビュースポットとしても有名です。
なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。
今回は台北の見どころをご紹介しました。ではでは。