こんにちは。すえちゃんです。
スコータイ遺跡は、かつてのスコータイ王朝の首都で、スケールの大きい遺跡です。岩壁の隙間から優しげな表情の大仏が覗けるワット・シー・チュム、いくつもの巨大な柱と仏像が残るワット・マハータートが印象的です。
今回はそんなスコータイ遺跡の見どころをご紹介します。
ワット・マハータート
ワット・マハータートは、城壁内の中央にある巨大な寺院で、スコータイで最も格式の高い王室寺院です。
四角い敷地の中に約200の塔、10の礼拝堂、池などが点在しています。これらの多くは屋根が朽ちて柱だけが残っています。隣地には王宮がありましたが、建物の基礎くらいしか残っていません。
ワット・シー・サワーイ
ワット・シー・サワーイは、3基が連なっている、クメール様式の太い塔が特徴の寺院です。材質に特徴があるそうで、独特の質感があります。
ワット・シー・チュム
ワット・シー・チュム城壁の外にある、屋根のない、およそ30メートル四方の分厚い壁でできている本堂に、巨大な仏像が納められています。壁の切れ目から、部分的に覗ける巨大な仏像の姿は、スコータイを代表するイメージでしょう。本堂内に入って仰ぎ見る仏像は大迫力です。
ワット・トラパン・ングン
ワット・トラパン・ングンは、城壁内にある池の小島にある寺院で、仏塔と礼拝堂の跡があり、スコータイ文化の特徴である游行仏像のレリーフがあります。
ワット・スラ・シー
ワット・スラ・シーは、城壁中心部にある大きな池の小島にある寺院で、仏塔、本堂、礼拝堂が残っています。橋を渡って見学します。
スコータイあれこれ
スコータイは、古代都市スコータイと周辺の古代都市群として、シー・サッチャナーラ、カムペーン・ペッとともに世界文化遺産に登録されています。
毎年11月にあるタイの風物詩の灯籠流し、ロイ・クラトンは、もともとスコータイが発祥地で、スコータイでのお祭りが一番盛り上がるそうです。
公共交通機関を使ってスコータイ観光をするのは、難易度が高いです。チェンマイからの現地ツアーをおすすめします。
なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。
今回はタイにあるスコータイ遺跡の見どころをご紹介しました。ではでは。