ロケ地巡り|サウンド・オブ・ミュージック|ザルツブルク

ザルツカンマーグート 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、家庭教師マリアとトラップ大佐の家族との交流を描いた、ミュージカル映画です。ザルツブルクが物語の舞台になっていて、その街並みと近郊の風景が映画の随所に登場します。

今回は映画「サウンド・オブ・ミュージック」のザルツブルク・ロケ地をご紹介します。

 

ノンベルク修道院

 

ノンベルク修道院は、マリアが修道女として過ごしていたところです。旧市街のはずれのホーエンザルツブルク城が建っている山の端にあります。内部は公開されていません。修道院を出たマリアが、「自信をもって」を歌いながら、噴水に手を入れる場面で登場するのが、ふもとにあるレジデンツ広場です。

 

モーツァルト小橋

 

モーツァルト小橋は、ザルツァッハ川にかかる歩行者用の小さな橋です。マリアと子供たちが、街にくり出す場面で登場します。

このときに流れる曲は「私のお気に入り」のインスト・バージョンの「ザルツブルク・モンタージュ」です。この場面で、馬洗い池も登場します。

 

メンヒスベルクの丘

 

メンヒスベルクの丘は、旧市街を囲むようにそそり立つ岩壁の上にある、ザルツブルク旧市街を見渡せる展望スポットです。近代美術館に行くためのメンヒスベルクのエレベーターを利用して上がれます。マリアと子供たちが「ド・レ・ミの歌」を歌う場面の中盤で登場します。

 

ミラベル庭園

 

ミラベル庭園は、ミラベル宮殿の前面に広がる庭園で、幾何学的に配置された花壇、噴水、彫像、樹木のアーチ・トンネルなどがあります。宮殿近くにペガサスの泉もあります。マリアと子供たちが「ド・レ・ミの歌」を歌う場面の終盤で登場します。

 

ザルツブルク祝祭劇場

 

ザルツブルク祝祭劇場は、ザルツブルク音楽祭のメイン会場となるホールで、メンヒスベルクの岩壁を背に建っています。トラップ・ファミリーが音楽祭に出場し、「エーデルワイス」を歌う場面で登場します。その後、トラップ・ファミリーが隠れ場所にしたザンクトペーター教会の墓地のペータースフリートホーフが、ホーエンザルツブルク城へのケーブルカー乗り場の近くにあります。

 

ロケ地あれこれ

ミラベル庭園

 

市外のロケ地では、「もうすぐ17歳」が歌われた場面で登場したヘルブルン宮殿のガラスの家、マリアと子供たちがピクニックに行く場面で登場したザンクトヴォルフガングのシャーフベルク登山鉄道、マリアと子供たちが「ド・レ・ミの歌」を歌う場面の冒頭で登場したヴェルフェン近郊の丘、トラップ邸の外観に使われたレオポルツクロン城、マリアの結婚式の場面で登場したモントゼーの聖ミヒャエル教会があります。

冒頭の美しい空撮シーンは、ザルツカンマーグートの山々と湖の景色です。

映画のロケ地の多くは、もともと観光スポットなので、普通に市内観光していても、ロケ地のいくつかは回ることになります。郊外やザルツカンマーグート地方のロケ地も訪れたい場合は、そのための現地ツアーがあります。

なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。

 

今回は映画「サウンド・オブ・ミュージック」のザルツブルク・ロケ地をご紹介しました。ではでは。

 

「サウンド・オブ・ミュージック」

ジュリー・アンドリュース主演の家庭教師マリアとトラップ大佐家族の心温まる交流を描いたミュージカル・ドラマです。「ド・レ・ミの歌」「私のお気に入り」といった名曲がずらり。

原題 THE SOUND OF MUSIC

監督 ロバート・ワイズ

出演 ジュリー・アンドリュース クリストファー・プラマー ほか

1965年アメリカ 1965年日本公開 ミュージカル・ドラマ 第38回アカデミー賞作品賞受賞