那覇|沖縄県立博物館・美術館|見どころ3選

沖縄県立博物館・美術館 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

沖縄県立博物館・美術館は、那覇にある、博物館と美術館がひとつになった文化施設です。博物館では、沖縄の自然、文化、歴史を幅広く展示し、美術館では沖縄ゆかりの作家による作品を中心に所蔵しています。

今回はそんな沖縄県立博物館・美術館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

沖縄県立博物館・美術館(Okinawa Prefectural Museum & Art Museum)は、沖縄・那覇新都心にある、沖縄の自然、歴史、文化、芸術を同時に楽しめる文化施設です。博物館部分では、沖縄特有の自然、気候や風土、そこで育まれた歴史・文化を、本物の資料やレプリカ、映像により紹介しています。美術館部分では、沖縄の風土に育まれた、絵画、彫刻、写真などの近現代美術を中心とした常設展示があります。略称は「おきみゅー」。

 

見どころ3選

沖縄県立博物館・美術館の見どころを紹介します。

 

博物館の総合展示

沖縄県立博物館・美術館

常設展示は、総合展示と部門展示で構成されています。総合展示では、ヒトが登場し貝塚を形成した古代、独特の文化を創造した琉球王国の時代、王国解体後の近代、沖縄戦から現代まで、紹介されています。総合展示室を取り囲んで、自然史、考古、美術工芸、歴史、民俗の5つの部門展示室があります。

 

沖縄の伝統とくらしの展示

沖縄県立博物館・美術館

民俗の部門展示では、沖縄の島々に伝わる生活文化を紹介しています。村落の成り立ち、信仰、祭り、衣食住などを展示しています。沖縄の伝統的な船や住居の実物大の展示があります。

 

美術館のコレクション展

當原昌松「B嬢の肖像」
當原昌松「B嬢の肖像」(1930年前後、油彩)

コレクション展では、沖縄にゆかりのある作家やアジアの近代美術を中心に展示されています。テーマによる展示と、編年的な沖縄の美術を紹介する展示があります。沖縄をテーマにした作品や沖縄ゆかりの作家の魅力に触れることができます。

展示は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

沖縄県立博物館・美術館

沖縄県立博物館・美術館は、2007年に開館した、博物館機能と美術館機能をあわせ持つ県立の複合文化施設で、博物館としては、前身の沖縄県立博物館を移転拡張、美術館としては、初めての県立施設の設置になります。

沖縄県立博物館・美術館の建物は、沖縄の城(グスク)をイメージした個性的な設計です。館内は、白を基調にした広々とした空間で、中央の吹き抜けには、先端がツリーのように広がった柱があります。

沖縄県立博物館・美術館

情報センターでは、展示されているコレクションのアーカイブが画像データなどで保管されています。博物館や美術館のコレクションのデータベース検索や、沖縄関係の書籍、映像資料の閲覧もできます。

ふれあい体験室では、体験キットを使って、沖縄の自然のしくみ、先人の知恵を、実際に手に取って学べます。

沖縄県立博物館・美術館では、バックヤード・ツアーが定期的に開催されています。展示室で展示されている資料や作品はコレクションの一部で、その多くはバックヤードに保管されています。普段は見ることのできない博物館と美術館の裏側を、学芸員の案内で見学できます。

館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。ミュージアムショップでは、沖縄ならではの工芸品や民芸品、沖縄を知るのに役立つ書籍も販売されています。カフェでは、沖縄の食材を使ったオリジナルメニューが味わえます。企画展とコラボした期間限定メニューもあるようです。

沖縄県立博物館・美術館は、那覇新都心にあり、ゆいレールのおもろまち駅から徒歩10分程度です。

今回は那覇にある沖縄県立博物館・美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。