ドイツ|ミュンヘン観光のおすすめ5選

ミュンヘン 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

ミュンヘンは、緑豊かな南ドイツの都市です。旧市街は、新市庁舎、マリエン広場、レジデンツなど、見どころがたくさんあります。市内には、3つのピナコテーク、ドイツ博物館など、多くのミュージアムがあります。

今回はそんなミュンヘンの見どころをご紹介します。

 

新市庁舎

ミュンヘン新市庁舎

 

新市庁舎は、ミュンヘン旧市街の中心にあり、ミュンヘンのシンボルともいえる存在です。巨大な建物で、新とは言っても100年以上前に建設された、歴史を感じさせる重厚な造りの建物です。

新市庁舎の尖塔部分にある仕掛け時計は、ドイツ最大の大きさでけっこう目立ちます。昼頃に10分間くらい、30体くらいの人形が動き出します。人形は人間と等身大で、バイエルン大公にちなんだストーリーに従って踊ります。

新市庁舎の周辺には、マリエン広場、フラウエン教会、ペーター教会、ヴィクトリアーリエンマルクトがあります。

マリエン広場は、常に賑わっています。時折、仮設の舞台が作られ、ミニコンサートも行われます。

フラウエン教会は、ネギ坊主のような二つの塔が特徴的な建物で、ペーター教会は、ミュンヘンで最も古い教区教会です。どちらも、塔に登れば、ミュンヘンの風景を一望できます。

ヴィクトリアーリエンマルクトは、マリエン広場からペーター教会を超えた南側にある野外マーケットです。マーケットでは、野菜や果物が売られているほか、ミュンヘンではお約束のビアガーデンがあります。広場の中央には、バイエルンのシンボル、五月柱・マイバウムが立っています。

 

レジデンツ

レジデンツ

 

レジデンツは、ミュンヘン旧市街にある博物館・宝物館です。もともとは、バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の宮殿でした。とにかく巨大で豪華で、ドイツ版ヴェルサイユ宮殿といった感じです。

レジデンツは、14世紀頃から増築を重ねてきた複雑な造りの建物で、内部見学できるのは、レジデンツ博物館と宝物館の部分です。レジデンツ博物館には、ヴィッテルスバッハ家の100人以上の肖像画が並ぶ、祖先画ギャラリー、装飾が尽くされた丸天井のホール、アンティクヴァリウムがあります。

レジデンツの周辺には、バイエルン州立歌劇場、テアティーナー教会があります。

 

ピナコテーク

アルテピナコテーク

 

ミュンヘンにはピナコテークと呼ばれる美術館が3つあります。ピナコテークとは、絵画の収蔵所という意味で、アルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテーク、モダン・ピナコテークがあります。

アルテ・ピナコテークは、15世紀から18世紀までのヨーロッパ絵画を所蔵する美術館です。ラファエロ「カニジャー二の聖家族」、ルーベンス「最後の審判」といった巨匠のコレクションを誇ります。

ノイエ・ピナコテークは、19世紀から20世紀初めまでのヨーロッパ絵画を所蔵する美術館です。コレクションには、ゴッホ「ひまわり」、クリムト「音楽1」といった作品があります。

モダン・ピナコテークは、現代美術と工業デザインを所蔵する美術館です。キルヒナー「サーカス」、マッケ「緑の少女」といった表現主義の絵画や、デザインの優れた工業製品が展示されています。

 

ドイツ博物館

 

ドイツ博物館は、科学技術の展示としては世界最大級の規模を誇る博物館です。100年近くの歴史をもつドイツ博物館の展示は、どれも本格的、真剣勝負で大人でも十分楽しめます。2022年にリニューアル。

 

ビアホール

ホフブロイハウス

 

ミュンヘンは、ビール好きな人には聖地とも言える街で、市内には多くの巨大なビアホールがあります。また、ビールの祭典、オクトーバーフェストが開かれるのもミュンヘンです。

ホフブロイハウスは、ドイツで一番有名な巨大なビアホールで、たぶん世界最大です。旧市街にあり、建物丸ごとビアホールになっていて、3,000席あるそうです。大きなテーブル席が多く、相席が基本です。時間帯により、バイエルン音楽の生演奏があり、盛り上がります。入口脇でお店のグッズも販売されています。

ホフブロイハウスは、とても歴史のあるビアホールで、過去に、モーツアルト、レーニン、留学中の森鴎外も訪れているそうです。ビール好きな人なら一度は訪れたい聖地といえるでしょう。

オクトーバーフェストは、秋にミュンヘンで行われる世界最大のビールの祭典です。会場は市内のテレージエンヴィーゼという場所で、広大な敷地に巨大なテントが並びます。

 

ミュンヘンあれこれ

ミュンヘン

 

ミュンヘンの見どころは、旧市街に集中しています。旧市街には、ミヒャエル教会、フラウエン教会、ペーター教会、テアティーナー教会、レジデンツ、バイエルン州立歌劇場、ヴィクトリアーリエンマルクトがあります。

ミュンヘンの旧市街は、新市庁舎のあるマリエン広場を中心に、西がカールス門まで、東がイーザル門までのエリアになります。ミュンヘン中央駅から徒歩5分程度のカールス門からマリエン広場まで、歩行者天国になっているノイハウザー通りが、メインストリートで、この通りに面していろいろなお店があります。

ミュンヘン旧市街の北側は文教地区になっていて、3つのピナコテークのほか、レンバッハギャラリー、ブラントホルスト美術館、古代彫刻美術館、古代美術博物館、大学、図書館があります。

ミュンヘン周辺には、ニンフェンブルク城、オリンピック公園、BMW博物館、アリアンツ・アレーナがあります。

なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。

 

今回はミュンヘンの見どころをご紹介しました。ではでは。