こんにちは。すえちゃんです。
今回は1950年代に上映された映画の中で、おすすめの作品を5本厳選し、ご紹介します。
「イヴの総て」
ブロードウェイの裏側を描いたドラマ・歴史です。大女優に気に入られた女優志望のイヴが、次第に女優の周りにいる人々に取り入って、スターにのし上がっていく姿は、けっこう恐ろしいです。当時無名だったマリリン・モンローが、チャンスを狙う新人女優役として出ています。
原題 ALL ABOUT EVE
監督 ジョセフ・L・マンキーウィッツ
出演 ベティ・デイヴィス アン・バクスター ほか
1950年アメリカ 1951年日本公開 ドラマ・歴史 第23回アカデミー賞作品賞受賞
「ライムライト」
チャールズ・チャップリン監督・主演のコメディ・ドラマです。チャップリンがいつもの放浪者の姿ではなく、素顔で、落ちぶれてしまった道化師を演じました。味わい深い作品です。
原題 LIMELIGHT
監督 チャールズ・チャップリン
出演 チャールズ・チャップリン クレア・ブルーム ほか
1952年アメリカ 1952年日本公開 コメディ・ドラマ
「ローマの休日」
主演のオードリー・ヘップバーンがとても魅力的な、永遠の名作ロマンス・ドラマです。ローマ訪問中の王女がこっそり街に繰り出し、出会った記者と1日の恋に落ちるという夢物語です。
原題 ROMAN HOLIDAY
監督 ウィリアム・ワイラー
出演 グレゴリー・ペック オードリー・ヘプバーン ほか
1953年アメリカ 1954年日本公開 ロマンス・ドラマ
「東京物語」
小津安二郎監督によるドラマです。上京した年老いた両親と家族の姿を通し、家族の繫がりとその喪失を描いた作品です。戦後間もない頃の作品ですが、普遍的なテーマで、物語に共感できました。
英題 TOKYO STORY
監督 小津安二郎
出演 笠智衆 東山千栄子 ほか
1953年日本 1953年日本公開 ドラマ
「七人の侍」
黒澤明監督によるドラマで、伝説的なサムライ映画です。野武士の略奪に困りはてた農民たちを、七人の侍があの手この手で守りぬく物語は、とにかく面白く痛快です。
監督 黒澤明
出演 三船敏郎 志村喬 ほか
1954年日本 1954年日本公開 ドラマ
1950年代あれこれ

ドイツのベルリン国際映画祭が、1951年から始まりました。
1950年の東京では、映画館の入場料は、大人60円でしたが、1959年には170円になりました。
今回は1950代のおすすめ映画をご紹介しました。