こんにちは。すえちゃんです。
今回は1940年代に上映された映画の中で、おすすめの作品を5本厳選し、ご紹介します。
「独裁者」
監督・主演チャールズ・チャップリンによるコメディ・ドラマです。独裁者とユダヤ人の床屋の入れ替わりを面白おかしく描いたこの作品、ラストの演説のシーンは、痛烈で感動的でした。
原題THE GREAT DICTATOR
監督 チャールズ・チャップリン
出演 チャールズ・チャップリン ポーレット・ゴダード ほか
1940年アメリカ 1960年日本公開 コメディ・ドラマ
「市民ケーン」
オーソン・ウェルズ監督・主演のドラマです。新聞王ケーンの生涯を、新聞記者が取材した関係者の証言を元に描き出していく物語です。オーソン・ウェルズは、「宇宙戦争」のラジオ放送も有名。
原題 CITIZEN KANE
監督 オーソン・ウェルズ
出演 オーソン・ウェルズ ジョゼフ・コットン ほか
1941年アメリカ 1966年日本公開 ドラマ
「カサブランカ」
カサブランカを舞台に思いがけない再会と愛の再燃を描いたロマンス・ドラマです。ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン主演。テーマ曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」もいい感じです。
原題 CASABLANCA
監督 マイケル・カーティス
出演 ハンフリー・ボガート イングリッド・バーグマン ほか
1942年アメリカ 1946年日本公開 ロマンス・ドラマ 第16回アカデミー賞作品賞受賞
「我等の生涯の最良の年」
第二次世界大戦直後に製作された、復員兵が直面する様々な問題をテーマにしたドラマです。3人の復員兵を中心にそれぞれの人間関係を描き、長編ながら、物語は飽きさせません。
原題 THE BEST YEARS OF OUR LIVES
監督 ウィリアム・ワイラー
出演 マーナ・ロイ フレドリック・マーチ ほか
1946年アメリカ 1948年日本公開 ドラマ 第19回アカデミー賞作品賞受賞
「第三の男」
オーソン・ウェルズ主演のドラマです。第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にした物語で、光と影の映像、巧みなプロット、オーソン・ウェルズの演技が見どころです。テーマ音楽が印象的です。
原題 THE THIRD MAN
監督 キャロル・リード
出演 ジョゼフ・コットン オーソン・ウェルズ ほか
1949年イギリス 1952年日本公開 ドラマ
1940年代あれこれ
米国のゴールデングローブ賞(映画)が、1944年から始まり、フランスのカンヌ国際映画祭が、1946年から始まりました。1945年の東京では、映画館の入場料は、大人1円50銭でしたが、1949年には50円になりました。
今回は1940年代のおすすめ映画をご紹介しました。ではでは。