こんにちは。すえちゃんです。
マルモッタン・モネ美術館は、パリにある、クロード・モネの世界最大級のコレクションがある美術館です。モネの作品では、印象派の名前の由来となった「印象・日の出」や、後年に連作した「睡蓮」があります。
今回はそんなマルモッタン・モネ美術館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
マルモッタン・モネ美術館(Musée Marmottan Monet)は、パリのブローニュの森の近くにある美術館です。クロード・モネの世界最大級のコレクションがあります。特に印象派の名前の由来となったモネの代表作「印象・日の出」があることで知られています。
観ておきたい作品5選
マルモッタン・モネ美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品を厳選しました。
クロード・モネ「印象・日の出」
(1872年、油彩)

クロード・モネ(Claude Monet、1840年-1926年)は、フランスの印象派を代表する画家です。鋭い観察力で、絶え間なく変わる風景を再現した作品は、印象派の美学を体現しています。「印象・日の出」は印象派の名前の由来になりました。代表作は、「印象・日の出」。
ベルト・モリゾ「舞踏会で」
(1875年、油彩)

ベルト・モリゾ(Berthe Morisot、1841年-1895年)は、フランスの印象派の画家です。作品は、自然の緑を基調とした、母子をテーマとしたものが多いです。マネの絵画のモデルとして描かれていることでも知られます。代表作は、「ゆりかご」。
クロード・モネ「国会議事堂」
(1905年、油彩)

クロード・モネ「睡蓮」
(1916-19年、油彩)

クロード・モネ「ジベルニーのバラの路地」
(1920-22年、油彩)

展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。
あれこれ
マルモッタン・モネ美術館の基礎をつくったのは、新古典主義の絵画とアンピール様式の調度品の収集家ポール・マルモッタンで、彼の死後、コレクションがアカデミー・デ・ボザールに寄贈され、1934年からマルモッタン美術館として公開されました。
1957年、クロード・モネの医者だったジョルジュ・ド・ベリオの収集品が遺族から寄贈され、この中にモネの「印象・日の出」が含まれていました。さらに1966年、モネの遺族から、モネの作品多数が寄贈されました。この時に、美術館名にモネが追加されました。マルモッタン・モネ美術館は、他にも多くの寄贈を受けていて、印象派絵画の殿堂となっています。
館内には、ミュージアムショップがあります。館内は写真撮影が可能ですが、フラッシュは禁止です。
今回はパリにあるマルモッタン・モネ美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。