こんにちは。すえちゃんです。
オーストラリア現代美術館は、シドニーのサーキュラーキーにある、現代美術を所蔵する美術館です。ホール「プライス・イズ・ライト」、アンドリュー「ループ」といった前衛的な作品も含む幅広いコレクションです。
今回はそんなオーストラリア現代美術館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
オーストラリア現代美術館は、オーストラリア・シドニーのサーキュラーキーにある、現代美術を所蔵する美術館です。現代美術のジャンルで、世界中から集められた幅広い作品を所蔵しています。絵画だけでなく、オブジェの展示、映像作品の上映もあります。テラスからシドニー・オペラハウスやシドニー・ハーバーブリッジを眺められる場所にあります。愛称はMCA。
観ておきたい作品5選
オーストラリア現代美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品を厳選しました。
ブライアン・ブランチフラワー「パーティクル・パラダイス」
(1989年、絵画)
ブライアン・ブランチフラワー(Brian Blanchflower、1939年-)は、イギリス出身のオーストラリアのアーティストです。オーストラリア・パースを拠点として活動しています。代表作は、「パーティクル・パラダイス」。
フィオナ・ホール「プライス・イズ・ライト」
(1994年、照明を使用したオブジェ)
フィオナ・ホール(Fiona Margaret Hall、1953年-)は、オーストラリアのアーティストで、写真や彫刻の作品を多く残しています。オーストラリア・シドニーを拠点として活動しています。代表作は、「地上の楽園」。
ソフィー・クームス「メタフィジカル・ドロウイング」
(2005年、絵画)
ソフィー・クームス(Sophie Coombs、1971年-)は、イギリス出身のオーストラリアのアーティストです。オーストラリア・シドニーを拠点として活動しています。代表作は「メタフィジカル・ドロウイング」。
ブルック・アンドリュー「ループ」
(2008年、照明を使用したオブジェ)
ブルック・アンドリュー(Brook Andrew、1970年-)は、オーストラリアのアーティストです。オーストラリア・メルボルンを拠点として活動しています。代表作は、「52枚のポートレート」。
クンバヤ・ギルギルバほか「カリュ」
(2014年、絵画)
クンバヤ・ギルギルバ(Kumpaya Girgirba、1932年-)は、オーストラリアのアーティストです。西オーストラリアのアボリジニコミュニティ、パーンガーを拠点として活動しています。代表作は、「カリュ」。
展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。
あれこれ
オーストラリア現代美術館は、オーストラリアの芸術家ジョン・パワー(John Joseph Wardell Power)が、芸術教育振興のためにシドニー大学に私財を寄付したことから始まりました。
絵画、彫刻、フィルムなど、現代美術作品を7,000点以上所蔵しています。また、伝統様式からモダンまで幅広いアボリジナルアートのコレクションもあります。
オーストラリア現代美術館は、旧海運ビルの古い建物で、エントランス部分が白黒の箱を重ねたような建物です。展示スペースはかなり余裕があります。
館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。館内は写真撮影が可能ですが、フラッシュは禁止です。常設展示の入場は無料です。
サーキュラーキーにあり、テラスからシドニー・オペラハウスやシドニー・ハーバーブリッジを眺められます。
サーキュラーキーとロックス
サーキュラーキーは、シドニーの海の玄関口で、5つの桟橋があります。鉄道駅・バスターミナルも接続し、交通の要所になっています。
海沿いに遊歩道が整備され、オープンカフェも多数。周りには、ホテルが林立し、オーストラリア現代美術館があります。
サーキュラーキーの西側の小高い丘は、ロックスといわれる地区で、オーストラリア入植の発祥の地です。歴史的建築物が並ぶ旧市街地で、週末にはマーケットが開かれます。
今回はシドニーにあるオーストラリア現代美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。