太宰府|九州国立博物館|見どころ3選

九州国立博物館 旅行

九州国立博物館は、太宰府市にある、歴史系の博物館です。九州がアジアとの交流の玄関口だった経緯を踏まえて、日本と世界との文化交流をテーマとして、旧石器時代から近世末期の開国までの歴史を紹介しています。

今回はそんな九州国立博物館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

九州国立博物館(Kyushu National Museum)は、福岡県・太宰府市にある歴史系の博物館です。太宰府天満宮裏の丘陵地に建設され、2005年に開館しました。国宝数件を含むコレクション約1,300件と、国宝数件を含む約1,300件の寄託品を所蔵しています。略称は、九博(きゅうはく)。

 

見どころ3選

九州国立博物館の見どころをご紹介します。

 

文化交流展示室

九州国立博物館

九州国立博物館の常設展示は、文化交流展示室と呼ばれる4階のフロアにあり、5つのテーマに沿って展示されています。テーマは、縄文人、海へ(250万年前〜紀元前400年)、稲づくりから国づくり(紀元前400年〜663年)、遣唐使の時代(663年〜1192年)、アジアの海は日々これ交易(1192年〜1573年)、丸くなった地球近づく西洋(1573年〜1853年)に分かれます。

九州国立博物館

 

スーパーハイビジョンシアター

スーパーハイビジョンシアターは、文化交流展示室にある、超高精細8Kのミニシアターです。320インチの大画面に3,300万画素の映像が映し出されます。「海の正倉院・沖ノ島」、「シルクロード敦煌の仏たち」などの映像を、30分ごとに上映しています。

 

あじっぱ

九州国立博物館

館内には、あじっぱと呼ばれる世界の文化を体験できるコーナーがあります。あじっぱでは、日本の琴、インドネシアの竹楽器、アンクルン、モンゴルの弦楽器、馬頭琴などの楽器を演奏することができます。

 

あれこれ

九州国立博物館

東京、京都、奈良の国立博物館が美術系の博物館なのに対し、九州国立博物館は歴史系の博物館として設立されました。

九州が、日本におけるアジアとの交流の玄関口だった歴史的、地理的な経緯を踏まえて、日本文化の形成をアジア史的観点から捉えることを基本理念に、旧石器時代から近世末期の開国までの日本の文化の形成を大きなテーマとして、コレクションの形成と展示を行っています。

九州国立博物館は、アジアとの文化交流拠点としての役割も持って設立されているので、アジア各地の民族美術の展示も行われています。

九州国立博物館の建物は、建築家菊竹清訓らの設計によるもので、一面ガラス張りで、太宰府の山と空を映し出しています。

館内には、ミュージアムショップ、カフェ、ホールがあります。写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です。

九州国立博物館

九州国立博物館は、JR太宰府駅から徒歩約15分のところにあります。太宰府天満宮の参道と、虹のトンネルと呼ばれる動く歩道を通って行けます。

展示は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

今回は太宰府市にある九州国立博物館の見どころをご紹介しました。ではでは。