京都観光のおすすめ5選

金閣寺 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

京都は、長い歴史と文化が息づく、世界的に有名な古都で、清水寺、金閣寺、銀閣寺をはじめとする多くの寺院があります。哲学の道、嵐山、祇園などの散策場所、祭りや紅葉といった四季折々の魅力もたくさんあります。

今回はそんな京都の見どころをご紹介します。

 

清水寺

清水寺

清水寺は、京都屈指の絶景を誇る、780年に創建された北法相宗の寺院です。見どころは本堂の舞台で、せり出した舞台は約13mの高さがあり、京都市街を一望できます。この舞台はご本尊である千手観音に芸能を奉納するために作られたものです。舞台と音羽山の錦雲渓(きんうんけい)の絶景が広がります。

清水寺は、鹿狩りに訪れた坂上田村麻呂が僧侶に殺生を戒められ、感銘を受けた坂上田村麻呂がお堂を建てたのが始まりです。音羽山に水が湧いていたことから清水寺となり、その水は今も音羽の瀧(滝)として流れ続けています。

 

金閣寺

金閣寺

金閣寺は、京都を代表する観光名所のひとつで、正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といい、臨済宗相国寺派の寺です。金閣寺としてイメージされる金色のお堂は、鹿苑寺の舎利殿にあたる金閣です。鹿苑寺は、北山文化を象徴する建築で、足利義満の山荘、北山殿にはじまると言われています。鏡湖池(きょうこち)越しに姿を現す金閣は、一層は寝殿造、二層は武家造、三層は禅宗仏殿造になっています。

境内には、陸舟(りくしゅう)の松、落差約2メートルの竜門滝、安民沢(あんみんたく)という池、夕佳亭(せっかてい)という茶室、石不動明王がまつられた不動堂があります。

金閣寺から西へ続く道は、きぬかけの道と呼ばれ、龍安寺、仁和寺があります。龍安寺(りょうあんじ)には、禅の世界観を現した見事な石庭があります。

 

銀閣寺

銀閣寺

銀閣寺は、足利義政の山荘の東山殿が起源とされ、正式には慈照寺(じしょうじ)という臨済宗相国寺派の寺です。銀閣寺は、建物、庭、垣根にいたるまで、趣深いところです。銀閣(観音殿)は、二層の建築で、一層は書院風、二層は唐様仏殿の様式になっています。

白砂の庭があり、円錐台形にかたどられた向月台と、段形に美しく砂が盛られ波紋を表現している銀沙灘があります。東求堂(とうぐどう)には、書院造の同仁斎(どうじんさい)という部屋があります。方丈には、与謝蕪村の筆による襖絵があります。新緑、紅葉、雪景色と、季節ごとに絵になる風景です。

銀閣寺からは哲学の道が続きます。哲学の道は、東山の麓にある疏水べりの小道で、四季折々に色づく木々や花が楽しめる散策路です。

 

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、朱色の鳥居が連なる風景が有名な、全国の稲荷神社の総本宮です。穀物・食べ物の神様とされる宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を主祭神としています。朱色の鳥居が連なるフォトジェニックなスポット、千本鳥居があります。鳥居は、祈願と成願の感謝の証として鳥居を奉納する信仰によるもので、今では1万基以上の鳥居が並んでいます。

 

嵐山

嵐山

嵐山は、平安時代から数々の物語の舞台になった景勝地です。嵐山は桂川の南にある山のことで、春の桜、秋の紅葉が舞い散る様子が嵐のようだったので嵐山と呼ばれるようになりました。天龍寺には、嵐山を借景にした見事な庭園があります。天龍寺の北側には、竹林の道が続いています。桂川の上には渡月橋が架かり、その橋越しに眺める嵐山は、京都を代表する風景のひとつです。

 

京都あれこれ

竹林の道

京都といったらまずは寺院が思い浮かびますが、ミュージアムも充実しています。

京都国立博物館は、平安時代から江戸時代にかけての京都ゆかりの文化財を中心に所蔵する博物館です。明治古都館と平成知新館の新旧の建物のコントラストが魅力で、庭園にはロダン「考える人」の彫刻もあります。

京都国立近代美術館は、京都や日本にゆかりのある作品を中心に所蔵する美術館です。コレクションには、ルドン「若き日の仏陀」、岸田劉生「麗子弾絃図」といった作品があります。

なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。

今回は京都の見どころをご紹介しました。ではでは。