こんにちは。すえちゃんです。
ハノーファーは、世界最大の見本市会場があることで知られる都市です。歴史のある街で、新市庁舎、マルクト教会と旧市街、エギディエン教会跡といった見どころがあります。郊外にヘレンハウゼン王宮庭園があります。
今回はそんなハノーファーの見どころをご紹介します。
新市庁舎

ハノーファーの新市庁舎は、ルネッサンス様式の宮殿のような建物で、町のシンボルになっています。内部の見学も可能で、高さ約100メートルの丸天井には、世界でも珍しい、丸屋根の傾斜に沿って斜めに上がっていくエレベーターで上れます。新市庁舎の前には、水鳥のいる大きな池があり、その周囲は公園になっています。

州立博物館とシュプレンゲル美術館
新市庁舎の周辺にあるのが、州立博物館とシュプレンゲル美術館です。州立博物館は、ニーダーザクセン州の博物館で、自然史、考古学などのコレクションを誇ります。ギャラリーも併設されていて、印象派、ドイツ表現主義のコレクションが充実しています。シュプレンゲル美術館は、ドイツ表現主義、抽象派のコレクションが充実しています。
マルクト教会と旧市街

ハノーファー中央駅と新市庁舎の中間にある旧市街にあるのが、高さ100メートル近くの塔を持つレンガ造りのマルクト教会です。マルクト教会の周辺は旧市街となっていて、旧市庁舎、州庁舎のライネ城、歴史博物館があります。

ヘレンハウゼン王宮庭園
ヘレンハウゼン王宮庭園は、およそ300年の歴史を持つ巨大な庭園です。バロック様式の庭園で、木々、花壇、噴水などが幾何学的に配置されています。グローサー・ガルテン、ゲオルゲン・ガルテン、ヴェルフェン・ガルテン、ベルク・ガルテンの4つの庭園からなっています。庭園内には、庭園劇場、ハノーファー王家の霊廟などがあります。中心市街からは少し離れていて、市電Sバーンを利用します。
エギディエン教会

市内を歩いていると突然、壁だけが残った教会の廃墟が現れます。これがエギディエン教会で、第2次世界大戦の際に爆撃で破壊されたこの教会を、戦争の悲劇を残すモニュメントとして残してあるものです。
ハノーファーあれこれ

ハノーファー市内には、ハノーファー・メッセという世界最大の巨大なコンベンション施設があります。このため、ビジネスでハノーファーを訪れた人も多いのではないでしょうか。
見本市開催中は、市内のホテルはほぼ満室になり、料金も通常の倍くらいに跳ね上がりますのでご注意を。鉄道の運行スケジュールも変わります。
なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。
今回はハノーファーの見どころをご紹介しました。ではでは。