こんにちは。すえちゃんです。
千葉県立美術館は、千葉市の千葉ポートパークにある、主に千葉県ゆかりの近代美術を所蔵する美術館です。コレクションには、ミレー「垣根に沿って草を食む羊」、浅井忠「漁婦」といった作品があります。
今回はそんな千葉県立美術館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
千葉県立美術館(Chiba Prefectural Museum of Art)は、千葉市の千葉ポートパークにある、主に千葉県ゆかりの近代美術を所蔵する美術館です。近代日本洋画の先駆者、浅井忠とその師弟や周辺作家の作品が充実しています。
観ておきたい作品5選
千葉県立美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品をご紹介します。
フランソワ・ミレー「垣根に沿って草を食む羊」
(1860年、油彩)

フランソワ・ミレー(Jean-François Millet、1814年-1875年)は、フランスの写実主義の画家です。バルビゾン派の代表的画家とされ、農民の生活を描いた作品で知られます。代表作は、「落穂拾い」。
ギュスターヴ・クールベ「雪の中の小鹿」
(1869年、油彩)

ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet、1819年-1877年)は、フランスの写実主義の画家です。クールベは、群像画のほか、森の中の動物を主題にした風景画や、官能的な裸婦画を残しています。代表作は、「画家のアトリエ」。
浅井忠「漁婦」
(1897年、油彩)

浅井忠(あさいちゅう、1856年-1907年)は、日本の洋画家です。教育者としても活躍し、多くの後進を育てました。夏目漱石「三四郎」の深見画伯のモデルとも言われ、「吾輩は猫である」の挿画も描いています。代表作は、「収穫」。
オーギュスト・ルノワール「少女像」
(1916-18年、油彩)

オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir、1841年-1919年)は、フランスの印象派の画家です。後年は作風が変わり、後期印象派の画家とも言われます。代表作は、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。
アントワーヌ・ブールデル「聖母子」
(1921年、彫刻)

アントワーヌ・ブールデル(Antoine Bourdelle、1861年-1929年)は、フランスの彫刻家です。近代ヨーロッパの代表的彫刻家のひとりです。代表作は、「弓を引くヘラクレス」。
展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。
あれこれ

千葉県立美術館は、1974年に開館しました。工芸分野で、金工史上の代表的な作家の作品もあります。エントランスには、千葉県・佐倉市出身の浅井忠の像が立っています。
敷地内の芝生公園に、テーブルとしても使える全長70メートルのコンクリートのリボンがある「みちのにわ」というエリアがあります。

館内には、ミュージアムショップ、レストランがあります。
千葉県立美術館は、JR千葉みなと駅から、徒歩約10分のところにあります。
千葉県立美術館のある千葉ポートパークには、千葉港を一望できる展望タワーの千葉ポートタワーがあります。
今回は千葉市にある千葉県立美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。