熱海山口美術館は、熱海市にある、美術全般を広く所蔵する美術館です。コレクションには、ルノワール「少女像」、ルオー「キリストと漁夫」といったヨーロッパ絵画のほか、日本画、彫刻、工芸品があります。
今回はそんな熱海山口美術館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
熱海山口美術館(Atami Yamaguchi Museum)は、静岡県・熱海市にある、美術全般を広く所蔵する美術館です。ヨーロッパ絵画のほか、日本画、彫刻、工芸品があります。
観ておきたい作品5選
熱海山口美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品をご紹介します。
オーギュスト・ルノワール「少女像」
(油彩)

オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir、1841年-1919年)は、フランスの印象派の画家です。後年は作風が変わり、後期印象派の画家とも言われます。代表作は、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。
オーギュスト・ルノワール「座する浴女」
(油彩)

ジョルジュ・ルオー「キリストと漁夫」
(油彩)
ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault、1871年-1958年)は、フランスの画家です。フォーヴィスムに分類されますが、自己の芸術を追求した孤高の画家です。代表作は、「キリストの顔」。
横山大観「鷽(うそ)」
(日本画)

横山大観(よこやまたいかん、1868年-1958年)は、日本の日本画家です。日本美術院の創立に参画、新しい日本画の創造に貢献しました。明治、大正、昭和と日本画壇をリードしました。代表作は、「紅葉」。
岡本太郎「河童神像」
(彫刻)

岡本太郎(おかもとたろう、1911年-1996年)は、日本の芸術家です。絵画、彫刻をはじめ、さまざまな創作活動を行いました。大阪万博のプロデューサーを務め、「芸術は爆発だ」との言葉は有名。代表作は、「太陽の塔」。
展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。
あれこれ

熱海山口美術館の創設者は山口伸廣で、約2,000点の美術品を所蔵しています。2020年に開館しました。学べる美術館というコンセプトで、作品に触れることと、アーティストを育成することを標榜しています。
熱海山口美術館の建物は、タクシー会社などが入っていたビルを改修したものです。
館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。館内は、写真撮影可能ですが、フラッシュは禁止です。

熱海山口美術館は、駅から離れているのでバス利用です。JR熱海駅からのバスで国際専門学校前バス停から2分ほどのところにあります。
今回は熱海市にある熱海山口美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。