こんにちは。すえちゃんです。
アメリカ自然史博物館は、ニューヨークにある、科学博物館としては世界最大級の規模を誇る博物館です。プラネタリウムは、最新の映像技術を使ったドキュメンタリー映画のような映像で、大迫力です。
今回はそんなアメリカ自然史博物館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)は、アメリカ・ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイドにある博物館です。動植物、鉱物など、自然科学・博物学の標本を展示しています。コレクションの中でも、アフリカ・アジア・北アメリカにおける哺乳類のジオラマ、海洋ホールに吊るされたシロナガスクジラの実物大模型、世界最大のブルーサファイアが有名です。
見どころ5選
アメリカ自然史博物館の見どころをご紹介します。
地球・宇宙ローズセンター
地球・宇宙ローズセンターは、天文学・地学の展示エリアです。博物館の北側の1階から3階までを占めます。ホール、惑星地球館、ビッグ・バン・シアターなどがありますが、一番のおすすめはプラネタリウムです。
ヘイデン・プラネタリウムは、最新の映像技術を使ったドキュメンタリー映画のような映像で大迫力です。よくあるプラネタリウムとは一線を画した、テーマパークのアトラクションレベルの体験ができます。博物館とは別料金のチケットが必要です。
恐竜
自然史博物館の一番人気といえば、やはり恐竜の化石。化石の展示は、4階のフロア全部を占めていて、かなりの充実度です。展示は600点以上、その大部分が本物の化石です。恐竜の王ティラノサウルスや、マンモスをはじめ様々な化石が並びます。
鉱物・宝石・隕石
その名のとおり、鉱物の展示、宝石の展示、隕石の展示ですが、世界最大のサファイアや、アメリカ最大級の隕石の展示があります。展示フロアは1階です。
海洋生物
様々な海洋に生息する魚類、鳥類、哺乳類の展示があります。圧巻は、吹き抜けの天井から吊り下げられた巨大なシロナガスクジラの展示です。展示フロアは1階です。
民族
アジア・アフリカ・アメリカ・オセアニアなどの先住民の生活・文化の展示です。民族ごとに各階に散らばっていますが、3階の一番奥まったところにある、世界の七不思議のひとつ、イースター島のモアイ像は必見です。
あれこれ
アメリカ自然史博物館は、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイドのセントラルパーク沿いにあります。1869年の設立当初は、セントラルパーク内にありましたが、1874年に現在の施設が作られました。正門は、巨大なローマ風のバシリカに通じています。
ヘイデン・プラネタリウムは、建築家スチュワート・ポルシェク (James Stewart Polshek) の設計によるローズ地球宇宙センターの一部として、球形のスペースシアターを包んだガラス製の立方体の中に収容されていて、特に夜間のライトアップは絶景です。
エントランスホールは、セントラルパーク側にあり、ホールにも恐竜の化石があります。館内には、カフェ、レストランがあります。ミュージアムショップは各階にいくつもあります。プラネタリウムなどを除いて、館内の写真撮影は可能です。
アメリカ自然史博物館は、映画「ナイトミュージアム」(NIGHT AT THE MUSEUM、2006年アメリカ)の舞台となったことで、さらに知名度が上がりました。
展示は時期によって異なり、今回ご紹介したものが展示されていないこともあります。
アッパー・ウエスト・サイド
アッパー・ウエスト・サイドは、セントラルパークとハドソン川の間のエリアで、雰囲気のあるアパートメントが並ぶ高級住宅街です。文化施設が集まっているのもこのエリアの特徴です。
アッパー・ウエスト・サイドへの入口ともいえるのが、コロンバス・サークル。その名のとおり、コロンバスの像を中心としたラウンド・アバウトです。コロンバス・サークルを囲むように建っているのが、タイムワーナー・センターです。ホテル、ホール、ショッピングモールが入っている複合施設です。地下にあるグルメスーパーのホールフーズは旅行者にも便利です。
コロンバス・サークルからブロードウェイの通りを進むと、リンカーン・センターがあります。リンカーン・センターは、ニューヨークのクラッシック音楽界の中心で、噴水のある広場のまわりに、デビッド・H・コーク・シアター、ニューヨーク・フィルの本拠地デビッド・ゲフィンホール、メトロポリタン・オペラハウスがあります。有名なジュリアード音楽院も隣接しています。
セントラルパーク沿いには、ダコタ・アパートメントがあります。高級住宅街のアッパー・ウエスト・サイドの中でも、特に高級なマンションです。ジョン・レノンが住んでいたことでも有名です。
今回はニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の見どころをご紹介しました。ではでは。