岡山県立美術館は、岡山市にある、岡山ゆかりの美術を中心に、関連する作品や資料を幅広く所蔵する美術館です。コレクションには、坂田一男「キュビスム的人物像」、国吉康夫「夜明けが来る」があります。
今回はそんな岡山県立美術館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
岡山県立美術館(The Okayama Prefectural Museum of Art)は、岡山市にある、岡山ゆかりの美術を中心に、関連する作品や資料を絵画・彫刻・工芸など、ジャンルを問わず所蔵する美術館です。1988年に開館した美術館で、内外の芸術活動を紹介する展覧会やイベントも開催しています。
観ておきたい作品5選
岡山県立美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品をご紹介します。
松岡壽「ピエトロ・ミカの服装の男」
(1881年、油彩)

松岡壽(まつおかひさし、1862年-1944年)は、日本の洋画家です。明治期の油彩画壇や美術教育で大きな役割を果しました。代表作は、「ピエトロ・ミカの服装の男」。
原田直次郎「風景」
(1886年、油彩)

原田直次郎(はらだなおじろう、1863年-1899年)は、日本の洋画家です。明治初期の日本での洋画の地位確立に尽力しました。森鷗外の小説「うたかたの記」の主人公のモデルとされています。代表作は、「騎龍観音」。
坂田一男「キュビスム的人物像」
(1925年、油彩)
坂田一男(さかたかずお、1889年-1956年)は、日本の洋画家です。玉島にアトリエを構え、抽象絵画の造形を探求しました。代表作は、「キュビスム的人物像」。
鹿子木孟郎「浴女」
(1934年、油彩)

鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう、1874年-1941年)は、日本の洋画家です。代表作は、「新夫人」。
国吉康夫「夜明けが来る」
(1944年、油彩)

国吉康雄(くによしやすお、1889年-1953年)は、日本出身で、主にアメリカで活動した洋画家です。アメリカモダニズムの画家として、幻想的な表現主義を展開しました。代表作は、「力強い女と子供」。
展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。
あれこれ

岡山県立美術館の建物は、最高裁判所の設計で有名な建築家・岡田新一によるものです。館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。
岡山県立美術館は、JR岡山駅から徒歩15分、または、岡山電気軌道東山本線・城下電停から徒歩3分のところにあります。周辺には、岡山市立オリエント美術館、夢二郷土美術館、岡山県立博物館があり、日本三大庭園の後楽園や岡山城天守閣があります。
岡山県立美術館の隣にあるRSK本社の建物には、岡本太郎による壁画「躍進」があります。あわせて観ておきたい作品です。
岡山

岡山には、日本三大庭園の岡山後楽園と岡山城天守閣、大原美術館のある倉敷美観地区、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋などの見どころがあります。
倉敷美観地区は、倉敷市にある街並保存地区・観光地区です。かつて運河であった倉敷川の周辺に、白壁の蔵屋敷、柳並木などがあり、まるで明治の頃のようなレトロな風景で、散策におすすめです。
今回は岡山市にある岡山県立美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。