神奈川県立歴史博物館|横浜

神奈川県立歴史博物館 旅行

神奈川県立歴史博物館は、横浜市にある、神奈川の文化と歴史を展示する博物館です。神奈川の歴史を5つの時代に分け、人々の生活、政治経済、外来文化などの視点で展示。旧館はネオ・バロック様式の重厚な造りです。

今回はそんな神奈川県立歴史博物館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

神奈川県立歴史博物館(Kanagawa Prefectural Museum of Cultural History)は、横浜市にある、神奈川の文化と歴史を展示する博物館です。1995年に、自然科学・人文科学を扱っていた県立博物館から、自然科学部門が小田原市にある神奈川県立生命の星・地球博物館として独立し、人文科学部門のみの博物館として開館しました。

常設展示の総合テーマ展示は、神奈川の歴史を5つの時代に分け、さがみの古代に生きた人びと、都市鎌倉と中世びと、近世の街道と庶民文化、横浜開港と近代化、現代の神奈川と伝統文化といったテーマのもと、人々の生活、政治経済、外来文化などの視点で展示しています。常設展示とは異なった切り口の特別展やコレクション展を定期的に開催しています。

 

見どころ3選

神奈川県立歴史博物館の見どころをご紹介します。

 

常設展示「中世・都市鎌倉と中世びと」

神奈川県立歴史博物館

源頼朝が鎌倉に開いた幕府では武家が政権を担い、東国を拠点とした政治体制が形作られました。鎌倉は経済や宗教の拠点としても発展しました。武家政権のもとでの社会や、都市鎌倉に生きた人々の生活を紹介しています。

 

常設展示「近代・横浜開港と近代化」

神奈川県立歴史博物館

1858年に横浜をはじめとする5港が開港。開港後の横浜は、西洋文化をいち早く取り入れる場になり、日本文化を海外へ発信する場ともなりました。外国人が洋画や写真技術を伝え、陶磁器や漆器などの日本の伝統工芸品が海外へ輸出されます。開港前後における神奈川の近代化の諸相を紹介しています。

 

旧館の建物

神奈川県立歴史博物館

神奈川県立歴史博物館の旧館は、1904年に横浜正金銀行本店として建設され、横浜を代表する近代建築のひとつです。建築家妻木頼黄(つまきよりなか)が設計した建物は、コリント式の重厚な石造彫刻の柱頭飾りと、正面の巨大なドームが特徴で、ネオ・バロック様式の威厳ある外観です。

 

あれこれ

神奈川県立歴史博物館

神奈川県立歴史博物館の建物は、旧館と新館からなり、旧館は1904年に建てられたネオ・バロック様式の旧横浜正金銀行の本店で、重厚な造りです。

館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。館内は、写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です。

展示は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

神奈川県立歴史博物館

神奈川県立歴史博物館は、みなとみらい線馬車道駅から徒歩 1 分、JR 桜木町駅から徒歩 5 分のところにあります。

 

横浜

横浜は、歴史のある港湾都市です。横浜港大さん橋や山下公園から眺める、横浜ランドマークタワーや大観覧車、横浜ベイブリッジは壮観です。横浜中華街や三渓園があり、横浜・八景島シーパラダイスも魅力です。

みなとみらいは、横浜港に面した再開発地区で、さまざまな施設があります。横浜ランドマークタワーは、その名の通り横浜のランドマークとなっている高層ビルです。よこはまコスモワールドは、大観覧車で有名なテーマパークです。横浜赤レンガ倉庫は、ショッピング、グルメが楽しめる人気スポットです。

横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、クルーズ船が寄港する客船ターミナルで、屋上から横浜港をパノラマで眺められます。山下公園は、横浜港に沿った長細い形が特徴の臨海公園です。横浜マリンタワーは、建設当時は日本で最も高いタワーでした。

横浜中華街は、約600軒の店があり、世界の中華街と比較しても最大級です。関帝廟(かんていびょう)は、三国時代の関聖帝君(かんせいていくん)を商売繁盛の神様として祀った廟です。媽祖廟(まそびょう)は、航海安全の女神、媽祖(まそ)を祀った廟です。

横浜ベイブリッジは、横浜港の本牧埠頭と大黒埠頭を結ぶ橋で、上層は首都高湾岸線、下層は一般道になっています。世界最大級の斜張橋で、その姿は雄大です。首都高湾岸線の川崎側に鶴見つばさ橋もあります。

今回は横浜市にある神奈川県立歴史博物館の見どころをご紹介しました。ではでは。