函館|北海道立函館美術館|観ておきたい作品5選

北海道立函館美術館 アート

北海道立函館美術館は、函館市の五稜郭公園近くにある、道南にゆかりのある美術と西洋彫刻を中心に所蔵する美術館です。コレクションには、ブールデル「自由」、山本行雄「モティブ・イン・ライト」があります。

今回はそんな北海道立函館美術館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

北海道立函館美術館(Hakodate Museum of Art, Hokkaido)は、函館市の五稜郭公園近くにある、道南ゆかりの美術と西洋彫刻を中心に所蔵する美術館です。エントランスやホールには、ロダン、ブールデル、ルノワールのブロンズ彫刻が並び、美術館のハイライトになっています。

 

観ておきたい作品5選

北海道立函館美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品をご紹介します。

 

オーギュスト・ロダン「衣をまとったバルザック」

(1897年、ブロンズ彫刻)

オーギュスト・ロダン「衣をまとったバルザック」

オーギュスト・ロダン(François-Auguste-René Rodin、1840年-1917年)は、フランスの彫刻家です。19世紀を代表する彫刻家とされ、近代彫刻の父と称されています。代表作は、「考える人」。

 

オーギュスト・ルノワール「勝利のヴィーナス」

(1915-16年、ブロンズ彫刻)

オーギュスト・ルノワール「勝利のヴィーナス」

オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir、1841年-1919年)は、フランスの印象派の画家です。後年は作風が変わり、後期印象派の画家とも言われます。代表作は、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。

 

山本行雄「モティブ・イン・ライト」

(1920年、油彩)

山本行雄「モティブ・イン・ライト」

山本行雄(やまもとゆきお、1902年-1962年)は、日本の画家です。洋画家として登場しましたが、後に日本画家に転向。代表作は、「風景」。

 

アントワーヌ・ブールデル「自由」

(1923年、ブロンズ彫刻)

アントワーヌ・ブールデル「自由」

アントワーヌ・ブールデル(Antoine Bourdelle、1861年-1929年)は、フランスの彫刻家です。近代ヨーロッパの代表的彫刻家のひとりです。代表作は、「弓を引くヘラクレス」。

 

アントワーヌ・ブールデル「サッフォー」

(1925年、ブロンズ彫刻)

 

展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

北海道立函館美術館

北海道立函館美術館は、1986年に開館しました。五稜郭公園のそばにあり、函館市北洋資料館、函館市芸術ホールに隣接しています。

コレクションは、「道南ゆかりの美術」「書と東洋美術」「文字と記号に関わる現代美術」に分類されています。常設展示のほか、特別展示室では、年4本程度、企画展が開催されています。

松前町出身の書家・金子鷗亭の作品と収集したコレクションが多数、美術館に寄贈されていて、常設展示室の中の「鷗亭記念室」で、公開されています。

北海道立函館美術館

館内には、ミュージアムショップ、カフェがあります。館内は、写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です。

北海道立函館美術館は、市電五稜郭公園前駅から徒歩7分、五稜郭公園のそばにあります

今回は函館市にある北海道立函館美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。