こんにちは。すえちゃんです。
彫刻の森美術館は、箱根町にある、日本初の野外美術館として知られる、広大な敷地に彫刻を配置した彫刻庭園です。ヘンリー・ムーアをはじめとした彫刻があります。パブロ・ピカソの作品を集めたピカソ館があります。
今回はそんな箱根彫刻の森美術館の見どころをご紹介します。
どんなところ?
彫刻の森美術館(Hakone Open-Air Museum)は、神奈川県・箱根町にある、日本初の野外美術館として知られる、広大な敷地に彫刻を配置した彫刻庭園です。国内外の近現代彫刻を屋内外に展示しています。パブロ・ピカソの陶芸作品を集めたピカソ館があります。幸せをよぶシンフォニー彫刻は、ステンドグラスの美しさで人気です。
観ておきたい作品5選
箱根彫刻の森美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品をご紹介します。
ヘンリー・ムーアの彫刻群
ヘンリー・ムーアによる20以上の彫刻作品が屋内外に展示されています。コレクションは世界でも有数の規模になります。
ヘンリー・ムーア(Henry Spencer Moore、1898年-1986年)は、イギリスの彫刻家です。パブリック・アートとして、世界中に設置されているブロンズ製の抽象的なモニュメントで知られています。代表作は、「横たわる像」。
パブロ・ピカソの作品群
ピカソ館では、約300点のパブロ・ピカソによる陶芸を中心とした作品を展示しています。1984年に開館しています。
パブロ・ピカソ(Pablo Ruiz Picasso、1881年-1973年)は、スペイン出身、フランスで活動をした画家です。キュビスムの創始者で、生涯にわたり作風が変化し続けたことでも有名です。莫大な数の絵画、版画、彫刻を制作しています。代表作は、「アビニョンの娘たち」。
アントワーヌ・ブールデル「弓を引くヘラクレス」
(1909年、ブロンズ彫刻)
アントワーヌ・ブールデル(Antoine Bourdelle、1861年-1929年)は、フランスの彫刻家です。近代ヨーロッパの代表的彫刻家のひとりです。代表作は、「弓を引くヘラクレス」。
ウンベルト・ボッチョーニ「空間の中の一つの連続する形」
(1913年、ブロンズ彫刻)
ウンベルト・ボッチョーニは、イタリアの未来派の画家です。未来派の主要メンバーとして未来派画家宣言を発表しました。代表作は、「決起する都市」。(Umberto Boccioni、1882年-1916年)
ガブリエル・ロワール「幸せをよぶシンフォニー彫刻」
(1975年、ステンドグラスの塔)
ガブリエル・ロアール(Gabriel Loire、1904年–1996年)は、フランスのステンドグラス作家です。代表作は、イギリス・グラスゴーにあるセントポール教会。
展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。
あれこれ
彫刻の森美術館は、野外彫刻を中心にした美術館で、日本初の野外美術館として知られます。コレクションは、国内外の近現代の彫刻が中心ですが、1970年代以降の絵画もあり、約2,000点です。
彫刻の森美術館の建物と敷地は、彫刻家井上武吉の設計によるものです。敷地は約7万平方メートルで、芝生に彫刻を配置しています。彫刻には触れることは禁止されていて、芝生内にも一部を除いて立ち入ることはできません。
ガブリエル・ロワールによる、幸せをよぶシンフォニー彫刻という塔は、ステンドグラスの美しさで人気です。この塔の中は、華やかな夢のような空間が広がっています。
館内には、ミュージアムショップ、カフェ、レストランがあります。展示室内は、写真撮影はできません。
長野県・上田市にある、同じコンセプトの野外美術館、美ヶ原高原美術館も、ここと同じ法人が運営しています。
箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩2分のところにあります。
今回は箱根町にある箱根彫刻の森美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。