京都|京都国立近代美術館

京都国立近代美術館 アート

こんにちは。すえちゃんです。

京都国立近代美術館は、京都市にある、京都や日本にゆかりのある作品を中心に所蔵する美術館です。コレクションには、ルドン「若き日の仏陀」、岸田劉生「麗子弾絃図」といった作品があります。

今回はそんな京都国立近代美術館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

京都国立近代美術館(The National Museum of Modern Art, Kyoto)は、京都府・京都市の岡崎公園内にある美術館です。コレクションは、京都を中心に関西の日本画、洋画に比重が置かれ、日本との関係性が認められる外国の作品、美術工芸品も充実しています。

 

観ておきたい作品5選

京都国立近代美術館のコレクションの中で、おすすめの5作品を厳選しました。

 

浅井忠「ロワン河畔洗濯場」

(1901年、水彩)

浅井忠「ロワン河畔洗濯場」

浅井忠(あさいちゅう、1856年-1907年)は、日本の洋画家です。教育者としても活躍し、多くの後進を育てました。夏目漱石「三四郎」の深見画伯のモデルとも言われ、「吾輩は猫である」の挿画も描いています。代表作は、「収穫」。

 

オディロン・ルドン「若き日の仏陀」

(1905年、油彩)

オディロン・ルドン「若き日の仏陀」

オディロン・ルドン(Odilon Redon、1840年-1916年)は、フランスの象徴主義の画家です。もっぱら幻想の世界を描き続け、後年、油彩、水彩、パステルで、鮮やかな色彩を用いるようになりました。花瓶の花を鮮やかな色彩で描いたパステル画が有名です。代表作は、「キュクロプス」。

 

岸田劉生「麗子弾絃図」

(1923年、油彩)

岸田劉生「麗子弾絃図」

岸田劉生(きしだりゅうせい、1891年-1929年)は、日本の洋画家です。後期印象派の影響の強い作品から始まり、ルネサンスやバロックの影響が顕著な写実的作品に移っていきました。娘の麗子の誕生以降は彼女をモデルとした作品を描きました。代表作は、「道路と土手と塀」。

 

ピエト・モンドリアン「コンポジションNo.1」

(1929年、油彩)

ピエト・モンドリアン「コンポジションNo.1」

ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian)は、オランダ出身で、主にパリ、ニューヨークで活動した抽象派の画家です。水平・垂直の直線で分割された画面に赤・青・黄の三原色のみを使った作品が特に有名です。代表作は、「ブロードウェイ・ブギウギ」。

 

アンリ・マティス「鏡の前の青いドレス」

(1937年、油彩)

アンリ・マティス(Henri Matisse、1869年-1954年)は、フランスの画家です。フォーヴィスムの代表画家です。色彩の魔術師とも言われています。彫刻、版画も手がけました。代表作は、「ピアノのレッスン」。

展示されている作品は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

京都国立近代美術館

京都国立近代美術館は、1963年に国立近代美術館京都分館として開館し、1967年に東京国立近代美術館より分離し、京都国立近代美術館となりました。新館は、建築家槇文彦の設計によるものです。

館内は展示により一部写真撮影可です。館内にはミュージアムショップ、カフェがあります。

平安神宮

京都国立近代美術館は、京都市左京区の岡崎公園内にあります。京都国立近代美術館の周辺には、京都市京セラ美術館、平安神宮があります。

京都国立近代美術館は、地下鉄東西線の東山駅から徒歩約10分のところにあります。

今回は京都市にある京都国立近代美術館の見どころをご紹介しました。ではでは。