東京|東京国立博物館|見どころ5選

東京国立博物館 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

東京国立博物館は、東京都の上野恩賜公園内にある、日本と東洋の美術・工芸品、考古遺物の博物館です。美術・工芸品分野の国宝の1割を所蔵している、日本最大の博物館です。美術館の黒田記念館も併設されています。

今回はそんな東京国立博物館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

東京国立博物館(Tokyo National Museum)は、東京都の上野恩賜公園にある、1872年に設立された、日本で最も長い歴史を持つ博物館です。日本と東洋の美術、考古学など、さまざまな文化財を所蔵しています。略称は、東博(トーハク)。洋画家黒田清輝の作品を展示している黒田記念館が併設されています。

 

見どころ5選

東京国立博物館の見どころをご紹介します。

 

本館建物

東京国立博物館

国立博物館の本館は、博物館正面入口の目の前に見える大きな建物です。建物そのものが重要文化財の本館は、重厚感のある外観です。本館前には池もあります。館内はエレガントな作りで、いろいろな撮影にも使われているそうです。

 

本館の日本美術の歴史をたどる展示

東京国立博物館

国立博物館の本館では、日本美術の歴史に沿った展示物を鑑賞できます。エントランスにある大きな階段を上った先にあります。仏像、鎧兜、刀剣が展示されています。その他、衣装など、バリエーション豊かな展示を鑑賞できます。

 

東洋館の石仏

東京国立博物館

東洋館では、中国、朝鮮、エジプトなど、東洋各国の文化財の展示を鑑賞できます。中国の石仏は、石ならではの表面のざらつきが特徴です。顔のみの石仏もあります。朝鮮の展示では、華やかな色合いの着物を鑑賞できます。エジプトの展示ではミイラもあります。

 

平成館の土器

東京国立博物館

平成館では、日本の考古学にまつわる展示を鑑賞できます。時代によって様式が異なる土器、土偶の展示を楽しめる場所です。縄文時代というのは、土器に縄を使って模様をつけていたことから、そう呼ばれるようになったそうです。どこか宇宙人のように見えてしまう土偶も展示されています。

 

法隆寺宝物館の仏像

東京国立博物館

法隆寺宝物館では、奈良の法隆寺から皇室に献納された宝物が展示されています。展示室では、照明を落とした空間に、仏像が並んでいます。一体ごとに顔の形や作りが異なる仏像が並ぶ姿は、落ち着きを感じさせてくれます。御経の書かれた巻物も展示されています。建物の前面には池が広がり、その周囲に木々が植えられています。

展示は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

東京国立博物館

多くの国宝、重要文化財を含むコレクションの総数は約12万点で、美術・工芸品分野の国宝の1割を所蔵している、日本最大の博物館です。国宝・重要文化財を含む美術作品、歴史資料、考古遺物などを常時3,000点ほど展示しています。

展示館は全部で6つあり、本館では日本の美術、東洋館では東洋美術、法隆寺宝物館では法隆寺献納宝物を展示しています。平成館は日本の考古遺物の展示があり、表慶館はイベント開催時のみ開館しています。

表慶館は、1909年に日本で初めて開館した本格的な美術館です。建築家、片山東熊による建築は、明治以降の洋風建築を代表するものと言われています。イベント開催時のみ開館しています。

旧十輪院宝蔵は、奈良から1882年に移築された蔵で、法隆寺宝物館の脇にひっそりとたたずんでいます。大般若経が収められていたといわれています。小さいですが、重厚感があります。

館内には、ミュージアムショップがあり、書籍、お菓子、記念品まで、豊富な品揃えです。館内は、写真撮影可ですが、フラッシュは禁止です。

東京国立博物館は、東京都の上野恩賜公園内にあります。JR上野駅の公園口から徒歩約10分。

上野恩賜公園は、美術館、博物館、動物園がある、東京で最も知られている公園です。1625年の東叡山寛永寺の創建が始まりで、日本初の公園として登録されたのが1873年です。桜の名所で、不忍池を覆い尽くす蓮の花も有名です。国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館、恩賜上野動物園といった日本を代表する文化施設があり、上野東照宮、寛永寺清水観音堂など、歴史建築物も多くあります。

 

黒田記念館

黒田記念館

黒田記念館は、東京国立博物館の別館の美術館です。洋画家の黒田清輝の作品を所蔵しています。黒田清輝の代表作の多くを所蔵していて、「湖畔」「智・感・情」があります。

今回は東京都の上野恩賜公園にある東京国立博物館の見どころをご紹介しました。ではでは。