東京|国立科学博物館|見どころ5選

国立科学博物館 旅行

こんにちは。すえちゃんです。

国立科学博物館は、東京の上野にある、自然史と科学技術の博物館です。日本館には、日本人の生い立ちの展示などがあり、地球館には、生物多様性、科学技術史などの展示があります。館外に巨大なクジラの模型があります。

今回はそんな国立科学博物館の見どころをご紹介します。

 

どんなところ?

国立科学博物館(National Museum of Nature and Science)は、東京都の上野恩賜公園にある、自然史と科学技術史に関する国立では唯一の総合科学博物館です。その規模は日本最大級で、展示は2万点以上、資料は490万点以上あります。1877年に教育博物館として開館し、1949年に現在の名称となりました。日本の生態系や日本人の歴史を展示する日本館と、地球の自然や科学技術の発展を展示する地球館から構成されます。略称は、科博(かはく)。

 

見どころ5選

国立科学博物館の見どころをご紹介します。

 

日本列島の生い立ち

国立科学博物館

日本館は、日本の自然、生物、日本人をテーマとした展示をしています。日本館の3階の日本列島の生い立ちエリアには、日本で初めて化石が発見された首長竜のフタバスズキリュウの標本が展示されています。実物の化石も一部展示されています。

 

日本人と自然

国立科学博物館

日本館の2階では、日本の生物や日本人の変遷が展示されています。日本人と自然エリア中央に置かれた日本人のレプリカは、古代人から近世人までがショーケースの中に並んでいます。現代人の部分は空っぽで、現代人として中に入って記念撮影することができます。

 

シアター360

国立科学博物館

日本館の地下1階にある、シアター360(さんろくまる)は2005年の愛・地球博で公開された、地球の部屋を移築したもので、人気のアトラクションです。直径約12mのドーム型で、360度スクリーンの映像施設です。宇宙、深海、恐竜などをテーマにしたオリジナル映像が月替りで上映されていて、上映時間は6分ほどです。定員40名の先着順で順次上映されます。

 

地球史ナビゲーター

国立科学博物館

地球館の1階にある地球史ナビゲーターは、地球館の展示全体を総括する展示です。標本と映像で、宇宙誕生から現在までの138億年を展望する旅で、宇宙史、生命史、人類史を結びつけます。

 

恐竜

国立科学博物館

地球館の地下1階にある恐竜の謎を探るエリアでは、ティラノサウルスやステゴサウルスなどの骨格標本が迫力満点で展示されています。どこの博物館でも、恐竜の骨格は人気です。

これら以外にも、日本館には、忠犬ハチ公の剥製、トロートン天体望遠鏡、地球の自転を確認できるフーコーの振り子など、地球館には、小惑星探査機はやぶさの実物大復元模型など、興味のある展示がたくさんあります。

展示は時期によって異なり、これらが展示されていないこともあります。

 

あれこれ

国立科学博物館

日本列島の生い立ちや日本人の変遷を展示する日本館の建物は1931年に建てられました。建築はネオ・ルネサンス様式で、天井はドーム型で、中央は吹き抜けです。建物は上から見ると飛行機型になっているそうです。恐竜から宇宙開発技術まで展示する地球館の建物は地下3階から地上3階まであって、地球環境と科学技術の発展に関する展示が並びます。レトロな雰囲気の日本館に対し、地球館は現代的です。

館内には、レストラン、カフェ、ミュージアムショップがあります。館内は、特に断りのない限り、写真撮影は可能です。ただし、フラッシュは厳禁です。

地球館の屋上には、ハーブガーデンがあります。ウッドデッキに囲まれた庭園には約150種類のハーブが植えられているそうです。敷地内には、D51形蒸気機関車や大型のクジラの展示があります。

国立科学博物館は、東京都の上野恩賜公園にあります。JR上野駅の公園口から徒歩約5分。

上野恩賜公園は、美術館、博物館、動物園がある、東京で最も知られている公園です。1625年の東叡山寛永寺の創建が始まりで、日本初の公園として登録されたのが1873年です。桜の名所で、不忍池を覆い尽くす蓮の花も有名です。国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館、恩賜上野動物園といった日本を代表する文化施設があり、上野東照宮、寛永寺清水観音堂など、歴史建築物も多くあります。

今回は東京都の上野恩賜公園にある国立科学博物館の見どころをご紹介しました。ではでは。