こんにちは。すえちゃんです。
フランクフルトは、歴史のある金融都市で、高層ビルが林立しています。レーマー広場やゲーテ広場は多くの人で賑わいます。博物館通りには、シュテーデル美術館をはじめ、さまざまなミュージアムが集まっています。
今回はそんなフランクフルトの見どころをご紹介します。
レーマー広場
レーマー広場は、フランクフルトの旧市街の中心にある広場で、中央には女神ユスティシアの噴水があります。フランクフルトのシンボル的な場所です。周囲には階段状のファサードが特徴の旧市庁舎があります。3件並んだ建物の中央がレーマーと呼ばれる建物で、ここの2階に、神聖ローマ帝国の皇帝の広間、カイザールがあり、内部見学可能です。歴代の50人以上の皇帝の等身大の肖像画に囲まれた大広間は圧巻です。
フランクフルト大聖堂は、神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われたゴシック調の教会で、カイザードームとも呼ばれています。周囲にはニコライ教会もあります。
レーマー広場は、冬のクリスマス前の4週間に、ドイツの冬の風物詩であるクリスマスマーケットが開かれます。中世風の建物に囲まれた幻想的な雰囲気になります。
ゲーテハウス
文豪ゲーテは、フランクフルト市内で生まれ育ったため、市内の各所にゲーテゆかりの場所があります。ゲーテハウスは、ゲーテの生家で、隣接するゲーテ博物館から入館して、内部の見学ができます。その近くにはゲーテ広場があり、その中央にゲーテ像が立っています。広場から始まるゲーテ通りには高級ブランド店が並んでいます。
マインタワー
フランクフルト市内には、ドイツでは珍しい高層ビル群があります。そのほとんどが、銀行や保険会社の建物です。マインタワーは、高層ビル群の中で一般公開している数少ないビルで、54階の展望台まで高速エレベーターで上れます。
市内には、ドイツの中央銀行のドイツ連邦銀行、ユーロの中央銀行となる欧州中央銀行があります。高層ビル群を背景にした公園に、ユーロのマークのモニュメントがあります。報道映像などでよく目にする風景です。
シュテーデル美術館
シュテーデル美術館は、ヨーロッパ絵画の巨匠の作品から現代美術までを所蔵する美術館です。エイク「ルッカの聖母」、フェルメール「地理学者」といった作品があります。
フランクフルト博物館通り
フランクフルト博物館通りは、フランクフルトのマイン河岸にミュージアムが立ち並んでいることからそのように呼ばれています。シュテーデル美術館、応用美術館、映画博物館をはじめ、多くのミュージアムがあります。
フランクフルトあれこれ
フランクフルトは、正確には、フランクフルト・アム・マインといいます。同じ地名があるらしく、区別するために・アム・マインをつけているそうです。交通機関の予約などの際には気を付けたほうがよいでしょう。
なお、おすすめした施設などは、時期によっては、利用できないこともあります。
今回はフランクフルトの見どころをご紹介しました。ではでは。